教師募集 研修・研究

ラボでは教育活動とともに、スキルアップ講座の開催、および実践研究、教師研修など、日本語教師各々の成長に資する活動も行っています。今までに開催したスキルアップ講座の情報、研究実績等をご紹介いたします。また、随時行っている教師募集の要項もご覧いただけます。

● 日本語教師スキルアップ講座

日本語教師のさらなるスキルアップのための講座で、理論と実践の組み合わせで構成されます。まず理論を学び、次にそれをどのように教室活動に活かすかをワークショップ形式で考えます。現職の方だけでなく、かつて日本語教師でいまは一時的に現場を離れ、復帰を目指している方も大歓迎です。


日本語教育 中上級レベルの教え方

-「機能会話」を考える-(対面講座)
2021年4月30日(金)~6月4日(金)
毎週金曜日 全6回

 今回の講座では、日本語教育中上級レベルにおける「会話」について考えます。その中でも特に今回は、「機能会話」を取り上げます。「機能会話」とは、言語の持つ機能面に注目し、その機能を達成することを目標とした会話のことを言います。人に働きかけて目的を達成するためには、学習者は文型や表現だけでなく、発話意図を考えて談話構造を組み立てていく必要があります。私たち教師は、学習者が目的達成のために談話構造を意識して会話をする能力が身に付くように、授業をコーディネートしなければいけません。
 毎回、「依頼する」「わからないことを聞く」「許可を得る」「苦情を言う」などの機能を一つずつ取り上げ、実際の授業の組み立てを考えていきます。また、市販教材などを参考にしながら、会話の構成要素として必要なものを受講者とともに共有していきます。

●開講時間: 17:30-20:20(80分×2)

●内容: 中上級レベルの日本語教授内容

①理論編(1回)
機能会話とはどんなものなのか、どんな指導が中級において必要なのかを考える。
「文型を指導すること=会話の指導」なのではなく、様々なストラテジーを駆使しながら会話を展開する能力を育成するためには、どのような授業が有効であるかを考える。

②実践編(5回)
機能会話のうち、「依頼する」「わからないことを聞く」「許可を得る」「苦情を言う」を取り上げ、それらがどのような授業展開になるのか、またリアリティーのある練習の場を提供するにはどのような方法があるのかを考える。


受講者受付中!!

受講料 22,000円(税込み)(学割:16,500円)

※大学生、大学院生の方は、学生割引の対象となります。

受講を希望される方は、
skillup_nihongo@labo-global.co.jp 
にご連絡ください。
パンフレットと申込書をお送りいたします。






日本語教育 中上級レベルの教え方

-オンライン授業での「音読」を考える-(オンライン)
2021年5月12日(水)~6月2日(水)
毎週水曜日 全4回

 授業の中で、当たり前のように行われる「音読」。この音読という行為には、いったいどのような目的があり、どのような効果があるのでしょうか。オンライン授業において、従来の授業と比較して、どのような差が出るのでしょうか。音読の効果を十分に出すにはどうしたらいいのでしょうか。オンラインではどのような方法が考えられるのでしょうか。考え出すとキリがありませんね。これらの疑問を一つひとつ、受講者の皆さんとともに考えていきたいと思います。

●開講時間: 17:30-20:20(80分×2)
※講座はすべてZOOMを利用して、オンラインで行ないます

●内容: 中上級レベルの日本語教授内容

①理論編(1回)
音読による「発音」指導と、「読解」理解の2本の柱を中心に、その効果についての理論を共有する。中級から上級の授業での音読という教室活動に注目し、学習者が能動的に参加できる授業を考える。

②実践編(3回)
オンライン授業での音読による「発音」指導、「読解」理解を、実際にZOOMで参加者自身が体験し、その効果、教えるべきポイント、気をつけるポイントなどを共有する。


受講者受付中!!

受講料 13,500円(税込み)(学割:10,000円)

※大学生、大学院生の方は、学生割引の対象となります。

※授業はすべてZOOMを利用して、オンラインで行ないます。そのため、受講に当たっては、事前にZOOMのアプリをインストール(無料)していただく必要があります。その点を、ご了解ください。

受講を希望される方は、
skillup_nihongo@labo-global.co.jp 
にご連絡ください。
パンフレットと申込書をお送りいたします。





今までの講座についてはこちらをご覧ください。

● 教師募集

教育実践とともに研究にも力を入れている学校です。私たちとともに日本語教育の発展を目指して進んでいく意欲を持った方を募集しています。現在、2020年4月、もしくは7月から当校で日本語教師としてお手伝いいただける方を募集しています。詳しくは以下をご覧ください。

● 教師研修

私たちは教育実践を研修ととらえ、より良い日本語教育を目指して常に努力しています。その一環として、年4回、学内教師研修会を企画、実施しています。その様子をご紹介いたします。

● 日本語教育学会等での研究発表

日本語教育学会等での主な研究発表を以下にご紹介いたします。

口頭発表

黒崎亜美ほか(2018)
「研究発表の授業における認知プロセスの外化 –上級のアクティブラーニングを考える–」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
黒崎亜美ほか(2017)
「『アクティブラーニング』の考え方を取り入れた授業実践の試み」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
黒崎亜美ほか(2016)
「言語習得の側面から捉えた Information Transfer 授業の実践 –初中級におけるノート テイキング準備のカリキュラムの一提案–」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
黒崎亜美ほか(2015)
「アカデミックジャパニーズ習得を目指すノートテイキング授業の実践 -初級から上級にいたるまでのカリキュラムの一提案-」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
岩瀬理美ほか(2013)
「日本語学校終了後に生かせる口頭発表技術の評価項目の作成」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
黒崎亜美ほか(2012)
「上級におけるレジュメを用いた発表活動の授業の試み」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
黒崎亜美ほか(2011)
「流暢さに注目した音読活動の提案」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
大手山藍衣子ほか(2010)
「中級レベルにおけるノートテイキングの授業」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
黒崎亜美ほか(2009)
「マーケティング・ディベートの実践 -上級会話・アカデミック・ライティングへつなげる-」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
黒崎亜美(2008)
「上級におけるマンガを用いた算出能力を伸ばす授業の試み」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
牧原紀子ほか(2005)
「中級後半学習者のための会話授業 -聞き手の役割に注目した会話授業およびそのフィードバックの考察-」 実践研究フォーラム 日本語教育学会
丸山伊津紀ほか(2004)
「現職日本語教師対象『ピア・レスポンス体験研修』の検証」実践研究フォーラム 日本語教育学会
黒崎亜美ほか(2004)
「中級前期の作文指導 -『文作』から『書く』へ-」 実践研究フォーラム 日本語教育学会

ポスター発表

井上正子ほか(2012)
「初級における『サバイバルタスク』の実践報告」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会
中山康昭ほか(2008)
「非漢字圏学習者のための『エリンが挑戦!にほんごできます』を使った漢字授業の実践」 日本語学校教育研究大会 日本語教育振興協会

論文発表

黒崎亜美・松下達彦(2009)
「中上級日本語学習者による形容語彙の産出 -韓国語母語の学習者の場合-」 『日本語教育』141号、46-56
黒崎誠ほか(2003)
「上級日本語学習者に対するポジショニングマップを用いた語彙指導 -印象・感想を述べる手段としての形容詞-」 『日本語教育論集』19号、29-40